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セブンシックス・ノート

第8回 検索エンジンとSEO

ユーザーは「検索」する

私たちはインターネットで当たり前のように検索している。知りたいこと、欲しい物、気になる人、行きたい場所、あらゆることを「検索」する。検索ボックスにキーワードを入力するだけで、世界中のホームページの中から、関連するページが目の前に表示される。それも、ほんの一瞬のうちに。

これは「検索エンジン」と呼ばれる仕組みで、その代表格が有名な「Google」だ。国内で多くの人が使っている「Yahoo!JAPAN」もGoogleの検索エンジンを使っており、今では検索することを「ググる」なんて言う人も多い。

良い検索、悪い検索、検索、欲望。Googleは、私たちの要求にいつでも応えてくれる。

Googleは「評価」する

検索エンジン・・・すなわちGoogleは、検索されたキーワードに関係のあるページを見つけてくれるのだが、この時、より関連性の高いページほど上位に表示している。この順位を決めているのは、Googleだ。

あなたが検索したとき、キーワードに関係のないページばかり出てきたらどう思うだろう。きっと、Googleに対して不満を持つことだろう。それが続けば、やがてGoogleを使わなくなる。検索順位は、ユーザーにとって満足のいくものでなければならない。

そのためGoogleは、検索順位をより正しく決められるように日々改善を行っている。それは私たちユーザーにとって、とても素晴らしいことに思える。

しかし、順位を付けられているホームページからしてみれば、自分の順位が低いのは面白くない。

ホームページは「SEO」する

ホームページたちは、少しでもGoogleに高く評価されることで、より多くのユーザーを獲得しようと考える。そして、そのための工夫が「SEO」と呼ばれるようになった。

SEOは二つの種類に分けられる。

  • Googleが正しく評価できるように手助けするもの
  • Googleを欺いて評価を上げようとするもの

それぞれの具体的な施策については省略するが、短距離走に例えると、フォームを改善するか、ドーピングするかに近い。どちらも、タイムを縮めたいという点では同じだ。

上記の違いは、ルールを守るか、破るかにある。ルールから外れた者には厳しいペナルティが待っている。それは、短距離走でも、SEOでも変わらない。

SEOの本質は、Googleに高く評価してもらいたい、というものだ。Googleの味方になるか、敵になるか、あなたならどちらを選ぶだろうか。

価値を高めることが重要

この順位争奪戦レースのルールを決めるのはGoogleだ。Googleが短距離走をやめて長距離走にすると言えば、ホームページたちはそれに従うしかない。いきなりルールが変わることだってある。昨日までの常識は、もう通用しない。

SEOを、手軽にアクセスを増やすための魔法のスイッチだと勘違いしていると、手っ取り早く順位を上げるため、悪の施策に身も心も溺れることになる。行き着く先はドブの中だ。

ホームページは、小手先のテクニックではなく、内容を充実させてユーザーにとっての価値を高めていかなければならない。なぜなら、Googleは、ユーザーにとって価値の高いホームページを上位に表示したいからだ。フォームの改善だけでなく、トレーニングをして身体能力を高める。これこそが、SEOに振り回されない順位アップの本当の秘訣だ。

前田 大地

Designer / Developer

前田 大地

沼津高専中退。デザイン会社、システム開発会社を経てセブンシックスを設立。マーケティング、デザイン、テクノロジーに精通するオールラウンダーとして、県内の中小企業に向けた戦略型ホームページ制作を開始。一方で、都内代理店からの要請で大企業案件にも多数参加。企業が本当に必要とするホームページ制作とは何か、を日々探求している。

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