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セブンシックスが設立時から守りつづける値引きのルール

前田 大地

前田 大地

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セブンシックスのダイチです。今日は、値引きについてのお話です。ひとことに「値引き」といっても、その考え方やそこに至るプロセスは人それぞれです。ホームページを作る側にとっても、依頼する側にとっても、「値引き」というのはなかなか興味深いテーマなんじゃないかと思います。私も、他社がどういうルールで値引きしているかすごく興味あります。というわけで、人に聞くならまずは自分から。セブンシックスが設立時から守りつづけている値引きのルールをご紹介します。

原則として、値引きしません

まずはじめに、いきなりこんなことを言ったら話が終わっちゃいますけど、セブンシックスは値引きしません。それには大きく以下の4つの理由があります。

1.もともとリーズナブルだから

セブンシックスのホームページ制作は、決して低価格ではありませんが、提供する価値に対して非常にリーズナブルな価格設定を行っています。ウェブ制作費はそのほとんどが人件費です。私たちがひとつひとつの案件にかける手間暇はどの制作会社よりもずば抜けて高いと自負しています。成果を突き詰めていこうとすると、省略できない部分や、妥協できない部分が増えてしまうんですよね。逆に低価格で制作しているプロダクションがどれだけのものを切り捨てているのか知ったらゾッとすると思います。

2.値引いたら売れるのは当たり前だから

値引きをすれば商品が売れるようになります。極端な話、価格をゼロに近づけていけばいつか売れるワケで、そこに努力や勝利や友情は必要ありません。ビジネスは等価交換ですから、価格を下げるのではなく、価値を高める。この考えはセブンシックス設立当初から一貫しています。特にうちのように小さなプロダクションは、価値を薄めてしまったらたちまち存在意義を失ってしまう危険性があります。

3.なんだか不公平な気がするから

謙虚なクライアントが高い金額を払い、文句を言うクライアントが少ない金額を払う。心情的なものですが、なんだか納得できませんよね。だから、最初からすべてのクライアントに同じ価格でサービスを提供しています。もちろん価格改定は定期的に行っていますので、過去の価格と現在の価格は違います。それでも、「今、この瞬間」の価格が、平等であるように配慮しています。

4.どちらのやる気も削がれるから

デザイン会社勤務時代の話ですが、値引きをすると、やっぱり値引きをしたという意識が頭から離れず、何かトラブルがあっても「値引きをしたのに!」とか考えちゃうんですよね。制作側のやる気もそうなのですが、意外なことに、依頼する側も同じく気が抜けるんです。詳しい原理は分かりませんが、本来なら嬉しいことのはずなのに、困ったものですね。お互い適度な緊張感を持って真剣に取り組みたいと願う私にとっては、値引きはデメリットが勝ります。

でも、例外があります

セブンシックスは値引きしません。でも、例外なく絶対にそうかと言われると、そんなことはありません。条件次第では値引きすることがあります。

値引いてくれたら契約する、はダメ

例外があるといっても、根気よく値下げ交渉をすればいつか応じるかといったら、そんなことはありません。値引きを駆け引きの材料にはしません。例えば「もう少しだけ値引きしてくれたら今この場で契約します」と言われても、受け入れることはできません。当然、相手によって態度を変えたりもしませんから、知り合いだから安くするとかもありません。

対価としての値引きはOK

で、肝心の例外ですが、何かの対価として値引きすることがあります。よくあるのが「実績としての公表」です。カンタンに言えば、セブンシックスの制作実績としての使用許可、インタビューの掲載、顔写真の掲載など、条件次第で値引きをします。値引きというよりも、相手がしてくれたことの対価を、制作費から差し引くようなイメージですね。我ながら、とてもフェアだと思います。

まとめ

セブンシックスのルール

一方的な値引きはしませんが、何かをしてもらったらその分を差し引くことがあります。

値引きに対する所感

値引きの目的は、教科書的に言うなら「利益の最大化」です。機会損失を減らすことによって、最終的に利益が増えたのであれば、その値引きは「成功」です。なので、正解のやり方はひとつではありません。

ウェブ制作業界全体で見てみると、まあ、常識の範囲内で値引きをする企業が一般的だと思います。セブンシックスには「営業」「セールス」という類のスタッフはいないのでアレですが、それこそ一流のセールスマンなんかは、値引きによって顧客を意のままに操る技術を持っていることでしょう。

私はどちらかというと職人気質なのですが、値引きに限らず交渉スキルを持つ人は素直に尊敬できますし、ちょっと憧れます。それと同時に、私はそういう人間に対する恐怖心がとても大きいので自分からは一切関わりません。いつの日か伝説になって自伝とか出版してくれたら、それを買って読むくらいの距離感で十分です。

前田 大地

Developer / Designer

前田 大地

沼津高専中退。デザイン会社、システム開発会社を経てセブンシックスを設立。マーケティング、デザイン、テクノロジーに精通するオールラウンダーとして、県内の中小企業に向けた戦略型ホームページ制作を開始。一方で、都内の広告代理店からの要請で大企業案件にも多数参加。企業が本当に必要とするホームページ制作とは何か、を日々探求している。

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