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ウェブディレクターに必要なのは「熱量」と「問題解決力」だと感じた話

前田 北斗

セブンシックスの北斗です。
もともと金融業界の最前線で働いていた私が、ウェブ業界に入って6年が経とうとしています。
全く異なる業界ではじめのころは戸惑うこともありましたが、試行錯誤や葛藤を繰り返した結果、ようやく自分のスタイルを確立するにいたりました。

今回は、私が今のスタイルを確立するまでの過程について、実体験を交えながらお話したいと思います。
現役のウェブディレクターの方や経験の浅いウェブディレクターの方の参考になってくれたら嬉しいです。

「信頼」とは何かを掴んだ、金融機関での勤務

私は、融資担当として約10年金融機関で働いていました。窓口で待っているだけでは数字は伸びません。融資案件を獲得するために建設会社や不動産屋へ営業をかけたり、1軒1軒ピンポンをして個人宅に営業をかけたりして、融資案件を獲得する闘いをしていました。

当時は辞書のように分厚い融資要項が何冊もあり、私はそれをほぼ暗記しました。気づけば「その内容は5冊目の230ページ目くらいに書いてある」と言えるほどになっていました。また、効果的な営業方法に関する書籍を読み、実践と改善を繰り返したことも覚えています。

5年が経過するころ、私なりの営業手法ができあがりました。
「売り込みゼロで、お客さまに正しい判断基準を提供する」というやり方です。

注意すべきポイント、得するために知るべきこと、他社(他銀行)のメリット、自社(自行)のデメリットなど、知識と知恵をお客さまに偽りなく伝えました。一見すると非効率で他社へ流れそうですが、不思議とお客さまは私を選んでくださいました。加えて、この方法は圧倒的に高い成約率なのも特徴的でした。成約件数/提案件数が75%を超える年もあったくらいです。

「信頼」とはこのことなのかと痛感した出来事で、その後のウェブディレクターの仕事にも大きな影響を与えることになります。

イメージが最悪だった、ウェブ業界

未知の分野に対しては、不信感を抱きがちです。私の場合、建築業界、不動産業界、ウェブ業界がまさにそうでした。
「ぼったくってるんじゃないの?」
「口がうまいだけで、嘘を言ってない?」
「原価は安いのに、高額なのってどういうこと?」
要はこんな感じです。
(今はそう思ってませんので気を悪くしないでくださいね…)

せっかくウェブ業界で仕事をするんだから、お客さまから信頼されたい。
もちろん私は「信頼されるにはどうすれば良いか」を考えました。

まず私は金融機関時代の経験から、正しい判断基準を提供することにつとめました。費用を安くする方法、ホームページで成果を出すために必要なこと、他社や自分たちのメリットデメリットなどを、きちんと伝えました。
しかし、信頼されている実感や手応えがありません。

「一定の信用のある金融機関の人」と「不信感のあるウェブ業界の人」では、信頼の獲得方法が違うのだと気づいたのがその頃です。でも、一体どうすればいいんだろう…全くわからない…。

ひたすら悩む時間が多くなり、私にとって苦しい時期が続きました。

私が出した信頼獲得の答えは「熱量」と「問題解決力」

ウェブ制作の特徴の1つに、商品が定まっていないことが挙げられます。契約後でないとどんなデザインになるかわからない上に、望んだ成果が出るのかもわかりません。
つまり購入の対象がはっきりしない無い状態で、お客さまは買うか買わないかの選択を迫られるわけです。

だったら、その不安を解消できればお客さまは安心してくれるのではないだろうか…
これが私を変えるきっかけになりました。

私が行き着いた答えは、「制作への熱量をさらに高めること」と「能力を証明すること」とでした。

私たちセブンシックスの作り方は、何度も会って進める対面方式です。
「10ある魅力を100にして伝えるのではなく、10の魅力を10きちんと伝える」という考えのもと、その企業の雰囲気、仕事の様子、取引先の特徴など、どんな企業なのかをきちんと把握した上で、その魅力を整理してホームページを作り上げています。

お客さまの現状や考えを伺う中で、お客さまのビジネスを成功に導きたいという強い思いや、私が制作にどう向き合っているのかなど、制作に対する姿勢をお客さまにお話しするようにしました。
また、お客さま自身が気づいていない問題をも明らかにできるよう、質問の精度を上げるよう努めました。見つかった問題に対してはどう解決すべきか考え、具体策をお客さまに提示し話し合う、というようにミーティングのやり方から見直していきました。

その結果、徐々にお客さまから信頼をいただけるようになり、制作を任せてもらえるようになってきました。事前に抱く不安を払拭できるよう努めた結果、信頼いただけるようになってきたんです。私自身もさらに気合いが入り、ホームページ制作にのめり込んでいきました。

お客さまに一番近い「頼れるウェブの人」になるために

私がこのスタイルに行き着いてから、お客さまから嬉しいお言葉をいただくことが増えました。

「前田さんと話せて、ちゃんとホームページのことを考えるようになりました」
「なぜそうするか、という答えをいつも示してくれるから納得できたんです」
「小さなことでも的確なアドバイスをいただけて、本当に頼りにしています」
「ここまで私たちのことを考えてくれる方に、今まで出会ったことがありません」
「任せていれば大丈夫、っていう安心感があるんですよ」

制作依頼前にお客さまから信頼してもらう、ということを意識してきた私ですが、結果的にホームページ制作そのものにご満足いただけるようになってきました。「熱量」と「問題解決力」を意識したことで、仕事への取り組み姿勢が変わったのだと思います。

私の個人的な考えですが…
ウェブディレクターの役割は「お客さまとウェブを結びつけて、成功までの道を作ること」だと思っています。資格や技術的なものというより、お客さまにわかりやすく説明できたり、お客さまの意向をきちんと読み取ったりする能力の方が大切で、聞き出す力や引き出す力が求められます。
ウェブディレクターが相手にするのは機械やデータではなく、あくまで人です。コミュニケーションを通して、お客さまに有意義なホームページ制作体験を提供していきたいと思っています。

「熱量」と「問題解決力」

この2つは私にとって、お客さまから信頼されるために欠かせない要素になりました。落ち込んで悩んだ時期もありましたが、今こうして前向きに仕事ができているのは、明確な目標を見つけられたからだと思います。
以前の私と同じように悩んでいる方がこの記事を読んで、少しでも前向きにウェブディレクターの仕事ができるようになってくれたら嬉しいです。

この仕事に出会えてよかった、と今では自信を持って言えます。お客さまのビジネスに真摯に向き合い、これからもお客さまのビジネスに貢献するホームページを作っていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

最後に、私たちセブンシックスのクライアントの声を制作実績とともに掲載しております。
嘘偽り無くお客さまの感想を載せておりますので、もしよかったらご覧ください。

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この記事を書いた人

Web Director / Photographer

前田 北斗

金融機関の融資担当として10年にわたり第一線で活躍。その後、セブンシックスに加入。洞察力、分析力を軸としたWebコンサルティングを得意とし、リサーチや戦略策定、情報設計を担当する。クライアントと向き合うことを信条とし、ウェブ担当者の育成にも力を注いでいる。また写真家としての一面を持ち、カメラ講座の講師も務めた。大の猫好き。

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