【超初心者必見!一眼レフカメラ道場】第11回親指AFで動き回る被写体をバッチリとらえる!

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セブンシックスの北斗です。
第11回の今回は、動きの速い被写体をバシッととらえるテクニックをご紹介します。
それが親指AF

一眼レフカメラは背景をボカした写真が撮りやすい反面、ピンぼけをしやすい弱点があります。
なので、動きの速い被写体でピント合わせに苦労するのは当然です。
でももう大丈夫!
ピント合わせが飛躍的に速くなる「親指AF」をマスターして、ピンぼけ写真とおさらばしましょう!

AFとはオートフォーカスのこと。
普通は、人差し指でシャッターボタンを半押ししてピントを合わせますが、右手親指でボタンを押してピントを合わせる撮り方が「親指AF」です。
連写と相性の良いこのテクニックは、逃したくない一瞬をバッチリとらえることができますよ!

「親指AF」の設定方法から使い方までをご紹介していきます。
さぁ、今回も一緒に学びましょう!

過去の記事はこちら
第1回 オート撮影からの脱却
第2回 オートフォーカスを使いこなす
第3回 F値とは
第4回 シャッタースピード・露出・ISO感度とは
第5回 露出補正・測光モードとは
第6回 背景をボカすための4つの方法
第7回 ホワイトバランスとは
第8回 正しい構え方と水平・垂直
第9回 必須のカメラアクセサリーとは
第10回 料理を美味しそうに撮る方法

なぜ親指AFは動く被写体に向いているのか

動き回る被写体にピントを合わせ続けるためには、シャッターボタン半押し状態をキープしなければなりません。
これってすごく疲れますよね。
でも親指AFなら、親指で力強く押し続けられるので、持ち手は安定しますし、間違ってシャッターを押す心配もありません。
シャッターボタンに集中できるので、大事な一瞬を逃さずシャッターを切れるはず!
子どもやペット、スポーツの撮影などで親指AFは大活躍します。
フォーカスモード(AFモード)をAF-C(AIサーボAF)にすることで、その真価を発揮しますよ。
(詳しくはこの後説明します!)
 

さぁ、カメラの設定をしよう

設定はとっても簡単です。
カメラメーカーや機種によって設定方法が違いますが、ここではNikonのカメラを使って説明をさせてもらいます。
Nikon以外の方、ごめんなさいっ。
親指AF自体は、Nikonとcanonでは、エントリーモデルでもちゃんと設定できますからね。

ステップ1 ボタンの役割を変更しよう

Nikonの一眼レフカメラには、ちょうどいい場所にAE/AFロックボタンがあります。
このボタンを押した時、AFが作動するように設定します。


1.メニューの中の「操作」を選択します。


2.「AE/AFロックボタンの機能」を選択します。


3.「AF-ON」を選択します。

AE/AFロックボタンを押せばオートフォーカスを行うよう設定ができました。
これで第1段階は終了です。

 

<canonユーザーの方へ>
canonのエントリーモデルでは「*」ボタン(AEロックボタン)に「AF-ON」の機能を割り当てることができます。
EOS Kissの場合、「MENU」の「カスタム機能(C.Fn)」の中に、「シャッターボタン/AEロックボタン」の設定項目があります。
「AEロック/AF」か「AE/AF(AEロックなし)」を選択してください。

ステップ2 フォーカスモード(AFモード)を変更しよう

Nikonのカメラでも機種によって設定方法が異なるので、2パターンご紹介します。

 

パターン1:infoボタンを押して設定する。

infoボタンを押した後、マルチセレクターを操作してAF-Cに変更するやり方です。
残念ながら、私が所有しているカメラはこのやり方では無いため、写真で説明ができません。
エントリーモデルの多くがこの方法で設定できるようです。

 

パターン2:AFモードボタンを押して設定する。




AFモードボタンを押しながら、コマンドダイヤルを回して設定します。
MENUボタンやinfoボタンから変更するわけではないので、すぐに設定ができますね。

フォーカスモードの変更に関しては取扱説明書にも優しく書いてありますので、困った時は見てみましょう。
スマホからでもインターネットで検索すれば、取扱説明書を見ることができますよ。

 

<canonユーザーの方へ>
Canon EOS Kissの場合、「MENU」の「AF動作」からAFモードの変更ができますので、「AIサーボAF」を選択してください。
ただし、機種によって設定方法が異なる場合がありますので、詳しくは取扱説明書を見て下さい。

フォーカスモードって何だっけ?と思ったあなたへ

フォーカスモード(AFモード)とは、ピントの合わせ方を選ぶモードです。
静止物を撮るとき、動く被写体を撮るときなど、被写体の状況に応じてモードを変えることで、ピンぼけ写真が激減しますよ。
各モードの名前はカメラメーカーによって異なりますが、ここではNikonとcanonを例にご説明いたします。

AF-S(ワンショットAF)
ピント調節を1回だけ行って、ピピッという音と同時にピントを固定します。ピントは一旦固定すると変わらないので、静止物の撮影に向いています。
おすすめシーン:料理、花、建物などの撮影。

AF-C(AIサーボAF)
シャッターボタンを半押し、または親指AFでボタンを押し続けている間、ずっとピントを追い続けます。ピントが固定しないので、動いている被写体の撮影に向いています。
おすすめシーン:ペット、子ども、乗り物、スポーツなどの撮影。

AF-A(AIフォーカスAF)
被写体の状況に応じて、カメラが自動的にAF-SとAF-Cを切替えてくれます。便利な反面、切替え動作が遅いので中途半端なモードですが、普段使いには最適です。ピント合わせに困らない限りはこのモードを使って、状況に応じてモードを切り替えるといいかもしれません。

 

ということで今回は、動く被写体をバッチリとらえるためにAF-C(AIサーボAF)を選んだのです!

いざ実践!使い方をマスターしよう

やり方はとっても簡単!

  1. ファインダーを覗いてフォーカスポイントに被写体に合わせる。
  2. 親指AFのボタンを押しっぱなしにする。
  3. その状態で人差し指でシャッターを切りまくる。

親指でAF-ONボタンを押し続けている限り、カメラがピントを追い続けてくれます。
あとは、狙いすましてシャッターを押すだけ!
ピントを追い続けながら何枚もシャッターを切れるので、連写との相性が抜群です。
運動会やサッカーの試合での最高の一瞬も、愛犬がフリスビーに飛びつく瞬間も、あなたのカメラがバッチリとらえてくれます!

親指AFのデメリットは?

強いて挙げるとすれば、慣れるまでにちょっと時間がかかること。
私の主観ですが、それ以外にデメリットは見当たりません。

「AF-ON」の機能を他のボタンに割り当てる機種は、そのボタン位置によって安定性が若干低下することもありますが、個人的には許容範囲だと思っています。

ってことは、まさかの弱点なし!?

こりゃあ使うしかないでしょう!

まとめ

ぜひ、今すぐ親指AFを活用して、今までとの違いを実感してください!
マジで別次元です。

私は親指AFを使うようになってから、「狙いすましてシャッターボタンを押し込む」という感覚が身についたように感じています。

良い写真を撮るためには、カメラの設定を知ることが必要です。
そして、撮影状況に応じてそれら設定を使い分けることが大切です。

これからもブログでどんどんご紹介していきますので、ぜひチェックしてくださいね。

ではまた、このブログでお会いしましょう!

 

過去の記事はこちら
第1回 オート撮影からの脱却
第2回 オートフォーカスを使いこなす
第3回 F値とは
第4回 シャッタースピード・露出・ISO感度とは
第5回 露出補正・測光モードとは
第6回 背景をボカすための4つの方法
第7回 ホワイトバランスとは
第8回 正しい構え方と水平・垂直
第9回 必須のカメラアクセサリーとは
第10回 料理を美味しそうに撮る方法

前田 北斗

IA / Photographer

前田 北斗

IA、フォトグラファー。金融機関の融資業務を10年経験した後、セブンシックスに加入。洞察力、分析力を軸としたリサーチ、情報設計、クライアントとのコミュニケーションを得意としながら、写真家としても活躍する。